損切許容額と利確、損切について
全てのトレードで勝利する事はできません、必ず負
けトレードが発生します、そこで負ける時どれだけ
の損切を許容するのかが最も重要な管理となります。
損切許容額
損切許容額は、トレード資金量、個人のマネジメン
トにより様々ですが、私の場合はトレード資金の約
1%までを1日の損切許容額としています。
私のFXトレード資金は約500万円ですので、許容さ
れる損切額は5万円となります。
ポジションの利確、損切
トレードのポジション数と利確、損切の相関図(ポ
ジションボード)の例を示します。
このポジションボードは、15分MAから4時間MAま
で、同一方向のトレンドが発生している条件でのポ
ジション数と、利確、損切の関係を示しています。
実際のトレードでは、チャートの形状、相場環境か
らエントリー開始の足線と、ポジション数を調整し
ます。
リスク管理の次に、チャートがこのような形になる
まで待つことが負けないための重要な要素となりま
す。
想定される損切額の検討
トレード開始前に想定される最大損切額を検討しま
す。
このトレード例では、最初のエントリーから利確で
きずに4時間MAを抜けてしまった場合が最大の損切
となり、損切額は3万5千円で、損切許容額5万円以
下となります。
エントリーと利確、損切
損切額を検討した後、エントリーを開始します。
①15分MAで1万通貨エントリー、10PIPS下げて決済
すれば1000円の利確、20PIPS下げれば2000円の利
確となります。
②15分MAから下げることなく押されたら、5分75本
線で、2万通貨エントリー、10PIPS下げれば2000
円の利確、20PIPS下げれば5000円の利確となりま
す。
この様に、上位足まで押されたところでポジション
を増やしエントリーして、相場の状況を見ながら下
げたら利確します。
ここで絶対やってはいけないのは、押される勢いに
狼狽して、安易にポジション数を増やすことです、
最初に想定した上位足で予定通りのポジションを増
やして行くことが大切です。
そして最初のエントリ―から利確できずに、損切す
ると決めた位置まできたら、欲に負けないで損切し
ます。
実際のトレードでは、①~②で決済する事が多く、
➄まで一気に押されるとは滅多にありません。
トレード実例
損切トレード(売りトレード)
・滅多にないと言いながら先月やってしまった損切
りトレードです。
・5回目エントリーで一旦下げてプラテンしたのです
が、欲に負けて決済が遅れ損切となりました。
・この取引では-42000円と大きめの損切となりまし
たが、許容リスク内の金額には収まっています。
利確トレード(買いトレード)
・4回目エントリー後に戻しが入り、3回目と4回目
のポジションがプラスとなって、プラテン決済し
ています。
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