異次元緩和終わりの始まり
日本銀行の長期にわたる異次元緩和政策が終わりを
告げました。
さっそく、1月より固定型ローン金利が引き上げら
れる様です、変動型も今後の金利上昇に伴い引き上
げられるものと思われます。
2013年から始まった異次元緩和ですが、そもそも10
年も続ける物ではなかったのですが、世界の常識と
はかけ離れた非常識を日本は10年も続けてしまいま
した。
金利上昇は住宅ローンだけではなく、経済にも大き
な影響をもたらします。
社畜として働いていた頃、私の業務は銀行から金を
借りて物を作り、納品して代金を頂く商売でした、
本来であれば金を借りている期間の金利を払わなけ
ればならないのですが、超低金利のため、正直ほと
んど金利を度外視して商売しておりました。
自分で言うのもなんですが、異次元緩和の恩恵を最
大限に受けた商売でありました。
このように、今まではお金を借りる側が大きく利を
得る立場でしたが、今後はお金を貸す、預ける側が
利を得る、大きな変換点となるものと思われます。